仕事のための12の基礎力〜「キャリア」と「能力」の育て方〜
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定価 : ¥ 1,575
販売元 : 日経BP社
発売日 : 2004-05-20 |
価格:¥ 1,575
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仕事ができる、ということに対して今まではあいまいな基準しかなかった。
この本は、能力を12の分野に分けて、どの能力をいつまでにどのように磨くべきかのアイディアについて書いてある。
自分のキャリア形成の際に、一度この本で自分の能力を検証してみるのもいいのではないだろうか。
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仕事のために12の基礎力で整理されていますが、この整理が非常にわかりやすい。
4月は新入社員や配置転換などの季節ですが、まず本書を読んで基礎力が身についているか確認してほしいと思います。
年代問わず読むことのできる一冊です。
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専門性を発揮するための組織性やコミュニケーション能力を分かりやすく12に分類し、「基礎力」という言葉を使って説明してくれた。なぜ仕事がうまくいくか、うまくいかないか、この本を読んでから、自分のまわりの人をあてはめて考えてみると、非常によく説明ができるような気がする。自分たちがしている仕事なんて、専門性を要求される割合が小さいことを思い知った気がする
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「キャリアアップ」とか「スキルアップ」と一般に言ったとき、我々はすぐに何か資格を得る事や、MBAなどの学歴を重ねる事を連想しがちである。が、著者はそんなものよりも身に付けなければならない、人間の地力とも言うべき基礎的な力があると説く。それが表題にもなっている「12の基礎力」である。
言われてみれば確かにこれは納得できる事であって、周りを見渡しても、別段飛び抜けた資格を持っているわけでもないのに、どこに放り出されても引っ張りだこにされそうな人もいれば、立派な学歴や資格を持っていても宝の持ち腐れとなっている人物もいる。これまではそうした違いは人間力とか基礎力とかいった曖昧模糊とした表現でしか表されていなかったのだが、本書ではそれを12に分類し、しかもそれを取得すべき年代順に並べ、さらには具体例を挙げながら体得法を教授していくという、手腕鮮やかな仕事振りを見せてくれている。愛嬌や楽天といったメンタルな暗黙知的分野が確固たる説明とともに実体化し形式知化して行くさまには脱帽であり、これがあまたある他の能力開発を促すビジネス本と本書とを分かつ要諦である。
しかし、基礎力を歌い上げているからと言って、キャリアやスキルを磨く事が簡単になるわけではない。著者は最後の「終わりに」で本書の内容は「一生を通じて学習し続けましょう」ということだと述べている。また、「12の基礎力」以外として、必要な条件として「情報収集技術」「数字読解技術」をあげ、これが無いと大いに苦労する事になるだろうと釘を刺している。基礎力には、冒頭に上げた資格や学歴のように明確な免許や終了証があるわけではない。周囲から認められて初めて実る能力だとも言える。畢竟ハードに自らを律して生活して行くしかないのであり、この点では他のビジネス書と同様、キャリアアップ・スキルアップに王道なく、努力したものが勝利をつかむという事なのである。
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著者は、目指すべきキャリアの「階段の上にある世界」を以下のように描いている。
その場に立ったならば「『他人より多い収入』とか『同期よりも早い出世』とか(略)『あふれるほどの資格の数々』とか、そのようなものは大したことではないと感じていると思います」。それは本質的なことでも、大切なことでもなく、重要なのは、自らの「自己概念に照らし合わせた基準でのフィット感」であると。この考えにとても共感を覚える。そうでない人は、永遠に百メートル競走をしているように他人を意識し続けねばならないだろうから。
人生の大きな部分を占める仕事こそ、たった一人のマラソンのように、自己基準のやりがいと充実を求めるものであるべきなのだ。